夫とのセックスで、「気持ち良くなれなくなってきた」または、「そもそもしたいと思わない」という方がいると思います。
以前は、そんなことなかったのにと思っている方は、ホルモンバランスの乱れが原因となっているかもしれません。
不感症の原因は、身体的な原因や、精神的な原因から引き起こされ、様々な要因が考えられますが、この記事ではホルモンバランスの乱れに着目したいと思います。
ホルモンバランスの乱れによる自覚症状は?
ホルモンバランスが乱れると、以下項目の症状が現れることがあります。当てはまる方は、注意しましょう。
- 慢性的に冷え性
- 寝不足で日中眠たくなってしまう
- 生理不順
- 膣が乾き気味・性交痛がある
- 毎日疲労感を感じる
この症状は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少することによって、生じる体の不調です。
このような症状を自覚する女性は、女性ホルモンが乱れている方が多く、同時に不感症を引き起こしている可能性があります。
ホルモンバランスが乱れる原因
ホルモンバランスが乱れる原因には、以下のことが考えられます。
一般的にイメージする「健康的な生活」を送ることで、ホルモンバランスを整えることができるのです。
- 過度な疲労やストレス
- バランスの悪い食生活
- 睡眠不足
- 運動不足
ホルモンバランスの乱れを防ぐには
健康的な生活を送ることが、ホルモンバランスを整えるということは、分かりましたが、それが出来ないから困っているのだと思います。
ホルモンバランスを整えるポイントを押さえて、出来ることから取り組んでいきましょう。
手軽に取り組めることを、以下で紹介したいと思います。
手軽にホルモンバランスを整える食生活のポイント
理想は、バランスの良い食事を毎日食べることなのですが、「そんなことは分かっているよ」という方が多いと思います。
まずは、以下のような食材を取り入れることから始めてはいかがでしょうか。

【大豆製品】女性ホルモンと同様の働きをする大豆イソフラボンを摂取
大豆イソフラボンは、大豆製品に含まれており、女性ホルモンと同様の働きをすることで知られています。
納豆や豆腐など身近で、取り入れやすい食材が多いため、苦労せず食事に取り入れることができるでしょう。
【卵】ホルモンを作るための材料となるタンパク質
卵は、ホルモンの材料となるタンパク質を摂取できる食材です。
卵に関しても、目玉焼きや玉子焼きなど、比較的簡単にメニューに取り入れやすい食材だと思います。
【アーモンドやアボガド】卵巣の働きを助けるビタミンE
アーモンドやアボガドに含まれるビタミンEは、卵巣の働きを助けてくれる栄養素です。
上記2つの食材と比較し、日常的に食べる食材ではありませんが、アーモンドなどは、単品でも食べれる手軽な食材だと思います。
手軽にできる良質な睡眠のポイント
良質な睡眠を得るためには、「夜10時には寝て~~」などありますが、これも家事や育児、仕事を抱えていると、規則的な睡眠は難しいです。

寝る前にスマホは弄らない
寝る前にスマホを弄ると、睡眠に悪影響があると言われています。
脳が興奮状態となり、スマホの光により、メラトニンという睡眠に誘うホルモンの分泌が抑えられ、眠りが浅くなってしまいます。
寝る前の1時間は、なるべくスマホを弄らないようにしましょう。
入浴する場合は、ぬるめのお風呂で
ぐっすり眠るために、お風呂に入ることは有効です。お風呂に入ると、体温が一時的に高まります。
寝る時には、体温が下がるため、その体温の変化が睡眠に誘ってくれます。
ただし、熱いお風呂に入ると、交感神経が高まってしまい体が覚醒してしまいますので、少しぬるめのお風呂にしましょう。
38~40度前後の少しぬるめのお風呂に入ることで、副交感神経を高めリラックス効果を得られます。
軽めのストレッチ
寝る前に軽めのストレッチをすることで、心身の緊張をほぐし、リラックスを促すことができます。
長時間頑張ると、逆に覚醒してしまいますので、軽めのストレッチを心がけましょう。
運動不足の解消が目的ではないため、内容は何でも良いです。
「寝る前 ストレッチ」などで検索し、見つけたいくつかのストレッチ方法を試してみて、気持ち良いと思えるストレッチ方法を継続することが良いと思います。
ストレッチを寝る前のルーティーンにすることで、体に対しての睡眠の合図ともなります。
意外な不感症の原因
この記事では、不感症の原因として、ホルモンバランスの乱れを指摘しました。
このように、意外な原因が不感症に繋がっていることもあるのです。
思い当たる方は、無理せず出来ることから、取り組んでみてください。
頑張りすぎると、それがストレスとなり、逆効果となってしまうこともあります。
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