夜の夫婦生活で、多くのご夫婦が悩むことの一つは、夫と妻で「したい」タイミングにずれがあり、軽いセックスレスになっていることです。
妻が「今夜したいな」と思っていても、夫が夜に仕事から帰ってきて、疲れているからと断られたり、逆に、夫が誘ってきても、子どもの世話や家事をした後に、セックスしたいと思えず断ってしまったり…
お互い性欲がない訳ではないけど、「したい」タイミングが合わず、しばらくしていないと、「お互いに避けられているのでは?」と心配になってしまうことがあります。
何故セックスしたいタイミングがずれてしまうのか
セックスをしたいタイミングが、ずれてしまうという方に理由を聞くと、以下の理由が挙げられました。
- 仕事や家事、子どもの面倒を見ることでストレスや疲労が溜まっている
- 眠たい
- 生活の周期が合わない(どちらかが夜勤であったり、就寝時間がずれる)
朝は一日の内で一番体力が回復した状態
すれ違う理由として一番多く挙げられた、疲労やストレスが溜まっている点について、朝は一日の内で、一番体力が回復した状態です。
「朝からセックスなんてだるい・・・」と思う方もいるかもしれませんが、朝は、寝て起きて体力が回復した状態であるため、元気なことが多いです。
むしろ、夜中眠気を我慢して、セックスをすると、次の日の朝にだるさを感じることになるのではないでしょうか。
生活の周期に関しても、例えば、「夫が夜勤で朝に寝る」という場合は、難しいかもしれませんが、多少就寝時間がずれている位であれば、朝起きた時は、夫婦お互いが布団にいることが多く、時間が合わないということもありません。
また、身体的にも朝にセックスをすることは、メリットがあり、理想的な時間帯です。
朝の軽い運動はスッキリ目覚めるために効果的
人は自律神経のバランスを取って、身体をリラックスな状態にしたり、活動的な状態にしたりしています。
寝ている間は、副交感神経が優位に働いており、リラックスしている状態です。
朝起きて、徐々に交感神経の働きが高まることで、血圧を上昇させたり、体温を調整したり、日中活動するために最適な身体の状態へ、自律神経のバランスを取っていきます。
朝に軽い運動をすると、交感神経の働きを刺激することができるため、自律神経のバランスを整えるのに有効であると考えられています。
このことからも、朝にセックス(軽い運動)をすることは、理に適っていると言えるのではないでしょうか。
セックスの後、平日であれば仕事であったり、休日なら外出など、日中を活動的に過ごすことができます。
男性ホルモンの分泌は午前中が最も活発
男性ホルモンの一つであるテストステロンは、男性の性欲に関わっています。
そのテストステロンが、1日の内に最も分泌される時間帯が午前中であり、性欲が高まっている時間帯であると考えられています。
人によりますが、夜に夫を誘っても中々やる気になってくれない場合には、朝にセックスに誘う方が有効かもしれません。
朝のセックスはメリットが多い
セックスは夜にすることが多いイメージですが、上記の通り、実は朝のセックスは、身体的にメリットがたくさんあるのです。
また、朝は時間が限られているため、ダラダラせず、集中して短時間で、セックスに望むことができ、そのような点でも無駄に体力を消費せずに、セックスをすることができるのではないでしょうか。
中々したいタイミングが合わず、困っている方は一度試してみてください。
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