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妊娠中の夜の夫婦生活の悩みと得たもの

妊娠中のセックス 夜の悩み
妊娠中のセックス
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待ちに待った妊娠!
新たな命が宿り、家族が増える喜びと幸せでいっぱいになりますよね。
ただ、初めての妊娠は喜びと同じぐらい不安や悩みもつきまとうものです。

妊娠中の夜の夫婦生活を中心に、どのように過ごしどのような悩みがあったのか、あるご夫婦にお話を聞きました。

妊娠するまでの夜の生活

私たち夫婦はとても仲が良く、さらにお互いに性欲が強かったこともあり、セックスはほぼ毎日という状況でした。
体の相性が良いこともあり、心も体も満たされていました。

私の妊娠発覚

1年間の妊活を経て、私の妊娠が発覚。
待望の妊娠だったため、主人と二人で泣いて喜びました。
実は妊活を初めてすぐに妊娠が判明したのですが、残念ながらすぐに流産してしまいました。
とても辛い時期を夫婦で乗り越えた先の妊娠だったため、喜びと幸せでいっぱいになりました。

妊娠初期の夜の生活

妊娠がわかってから、つわりで体調が優れない日が続きました。
仕事や家事がこれまでのようにできず、もちろん私の性欲はなくなり、セックスどころではなくなってしまいました。
妊娠で体の変化が起こっているのは私だけ
主人にはこれまで通り性欲があるので、私とセックスができないことに不満が溜まっていきました。

主人も妊娠初期の不安定な状態でセックスをすることは避けるべきと頭ではわかっているものの、
生理的な欲求のため抑えることはできず、日々悶々としていたそうです。
主人には悪いですが、日頃は一人で処理してもらい、どうしても主人が我慢できない時は、私が処理してあげることが何度かありました。

ただ、私自身はつわりで辛いですし、性欲がない状態で主人の性欲だけを処理するなんて、全く気が乗りませんでした。
そんな私の気持ちが伝わったのか、主人も申し訳なさそうに「やっぱりいいや」と処理をお願いすることがなくなっていきました。
お互いに夜の夫婦生活で満たされることがなくなってしまったのです。

妊娠中期の夜の生活

妊娠中の夜の夫婦生活

順調にお腹の赤ちゃんが成長し、流産の可能性がぐっと減る安定期に入りました。
だんだんお腹が膨らんできて大きくなり、妊婦さんらしくなってきた頃です。
比較的体調が良い日が多く、流産の可能性が減るということもあり、しばらくセックスはお休みしていましたが、
「ゆっくり、優しく、お腹が張ったり具合が悪くなったらやめる」ということで、主人と久しぶりにセックスをしました。
数ヶ月ぶりのセックス、お互いなんだか恥ずかしくて緊張しました。
お腹の赤ちゃんが第一なので激しくはできませんが、ゆっくり話をしながら、主人は優しく私を抱いてくれました。
すると、自然に涙が溢れてきたのです。
心身ともに満たされ、気持ちが溢れてきました。

久しぶりの夜の生活で得たもの

もちろん夜の生活抜きでも、私たち夫婦は仲は良く、信頼し合える関係です。
ただ、妊娠が発覚してから生活がガラリと変わり、心身ともに辛い日々。
さらにセックスをすることがなくなったため、以前に比べて主人とはなんとなく心の距離があったように感じました。

しかし、久しぶりの夜の夫婦生活で、心も体も繋がるというのはこんなにも心が満たされるものなんだと実感しました。
「セックスがなくとも心が繋がっていて満足している」という方もいらっしゃるかと思います。
私もそうだと思っていました。

しかし今は、心も体も大好きな人とひとつになるということは大事だと思っています。
セックスレスが離婚の原因になるということが、身を持ってわかった気がします。
妊娠して母親になるという責任もありますが、ずっと女性でいたいという気持ちもあります。
妊娠前と同じように燃えるようなセックスはできなくても、夫婦の絆が深まるような、夫婦にとって意味のある夜の生活ができるようになったとお互いに感じています。

妊娠中は心身ともに不安定になり、満足な夜の夫婦生活が送れないこともあります。
しかしそんな時でも、心が繋がっている夫婦でいたいものですね。

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