先日友人が夫とのセックスレスに悩んでいると聞き、原因は分かるの?と聞いたら、夫からは『腰が痛いから無理そうだ。ヘルニアかもしれない』と言われたそうです。
私が友人からそう聞いた時は、「腰痛を言い訳にセックスを拒否されているのかな」なんて酷いことを思っていました。
詳しく聞くと、友人の夫は朝目覚めて起き上がる時も真っすぐ起き上がるのではなく、一度うつぶせになってから腕を使って起き上がらないと、起き上がれない程だと言います。
仕事をしていても座っていてパソコンを操作している姿勢から、背伸びをする度に痛みを伴うこともあるそうです。
腰痛だとセックスはできない?
一度腰の調子が比較的良い時に、セックスに誘ってみたのですが痛みのせいか、途中で諦めてしまい最後までは至らなかったそうです。やはりどうしても腰を使う動きになるため、腰痛を患ったままでは難しいのでしょう。
その後は誘っても痛みのために拒否されるようになり、それが続いて友人もセックスに誘うことはしなくなったようです。
しばらくして腰痛が改善した後も夫から誘われることはなくなり、友人もそれまで腰痛を理由で拒否され続けていたこともあり、段々とセックスに誘いづらくなって、今ではセックスレスになってしまっているようです。
どうしたらセックスレスを回避できたのか
この話を友人から聞いて、どうしたらセックスレスを回避できたのか考えてみました。
腰痛を理由にセックスを拒否され続けてしまったこと
誘いを拒否され続けると、誰でも辛い気持ちになったり悲しい気持ちになってしまうと思います。拒否されている理由は腰痛なのに、自分自身が拒絶されているような気持ちになってしまうこともあるでしょう。
自身が腰痛になったことがないと、中々辛さを実感できないものです。ゆとりを持って、こちらからセックスに誘うのを我慢して、しばらく夫の様子を見た方が良かったのかもしれません。
腰痛を理由にセックスを拒否しているのではないかと勘繰りたくなることもあるかもしれませんが、その場合でもマッサージをしてあげるなど、夫を労ってあげるような素振りをしておいた方が良いでしょう。夫としても「心配させて悪いな」という気持ちになり、腰の調子が良い時にセックスに誘ってくれるかもしれません。
腰痛が改善した後夫婦お互いにセックスに誘うことがなくなってしまった
腰痛が改善しても、しばらくセックスをしない期間があると、しないことが普通のような感覚になってしまいます。
数週間~数か月経ち、夫の腰を痛がる素振りがなくなってきたら、セックスに誘ってみましょう。誘う際も腰痛を気遣うように『痛かったら途中でやめてもいいからね』など優しい言葉を掛けてあげると良いと思います。
気遣いが大切
腰痛が原因でセックスレスになるということは考えていませんでした。セックスは腰を使う運動なので言われてみれば当然のような気もします。
生理痛など女性特有の悩みを男性が理解できないように、自身が体験していないことに対して理解をすることは難しいかもしれません。
『腰痛がそんなに辛いの?』と思ってしまうかもしれませんが、理解はできなくても気遣ってあげることが大切なのかなと思います。
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